ホームページリースの実態
今、ホームページをリースで販売している業者が増えています。
そして、一般的なホームページの相場とはかけ離れた費用を払わされている企業も
増えております。
なぜ、このようなことが起きてしまったのでしょうか。
ホームページ作成はリースできません
そもそも、ホームページ作成費はリースの対象外です。
リースは、対象物をリース会社から借り、期間が終了したら、返却することが前提です。
(参考:社団法人リース事業協会)
したがって、その企業への役務の対価であるホームページの作成費はリースすることはできません。(単純化して考えますと、返却しても、リース会社で他社向けに貸すことができないその企業オリジナルのホームぺージはそもそも貸せないということです。)
ホームページリースの手法
では、ホームページのリースを行っていると言っている制作会社は、どうしているのでしょうか。
パソコンとセットでリースする
通常パソコンには色々なソフトが元々インストールされた形で売られています。そのため、ハードウェアとソフトウェアを一体としてリースを行うことができます。
他のソフトとセットでリースする
顧客管理ソフト等の別のソフトと一緒にしてリースを組みます。
ホームページ完成前からリースの支払が発生します
上記のいずれにいたしましても、リースの対象物のパソコンや顧客管理ソフト等が入っているCD(DVD)が納品された時点から、リースが開始されます。
そもそもリースの実施自体、かなり無理があるのですから、仕方がありません。
物件名(品目名)が「パソコン一式」、「ソフトウェア一式」等となっていたら、気をつけましょう。
ホームページリースここに気をつけよう
上場会社、非上場会社にかかわらず、以下の業者には注意した方が良いでしょう。
高額である
月々3万円〜5万円という料金提示をする業者が多いようです。
(初期費用0円とうたっている場合もあります。)
一般にソフトウェアのリースは5年リースで2%前後の月額支払が多いので、逆算すると150万円〜250万円のホームページということになります。相場の数倍です。実際の支払総額(リースの利息込)は月額料金の60ヶ月分となるので180万円〜300万円となります。
ホームページは機器と違い定価的なものが無いので、不当に高額だといいづらいものがあります。(有名デザイナーのホームページであれば、1ページだけでも何百万円ということもある。)
そもそもリースだと言うことを告げない(総額が分からない)
月々の支払金額だけ提示し、リースだと言うことを説明しない業者もいるようです。リースはレンタルとは違います。原則途中解約ができません。リース終了まで(5年間)払い続ける必要があります。
自社のホームページ上でホームページ制作サービス(販売支援サービス等を名乗っている場合もあります)の総額が表示されていない場合は、要注意です。
ポータルサイト登録やSEO(SEM)対策とセットで販売する
一部の有名なサイトを除くとポータルサイトに登録しても集客にはほとんど効果がありません。また、有名なサイトの登録とセットにしている業者もありますが、直接登録(もしくは、登録代行のみのサービスを利用)した方が、安上がりに済みます。リースとセットになってしまいますので、効果がなくても5年間続けなれければならなくなります。
中にはリース終了まで(5年間)顧客を囲い込めるため、積極的にリース販売業者と提携しているポータルサイトもありますが、費用的には、そのポータルの最高級サービスと通常のホームページ制作をそれぞれ別でやる方が支払総額は低くなることが多いです。(効果もその方が見込めるでしょう。)
SEO(検索エンジン対策)とセットにしている業者も多いようです。しかし、SEOほど難しいものはありません。それに特化した業者に頼むと月額数十万の費用が掛かります。それが、3万円〜5万円に含まれてしまうということは、効果の程も知れています。
また、SEO対策が実施されているかいないかの見分けは素人にはよく分かりません。そのため、悪質な業者の中には、ほとんど何もしていない業者もあります。
本当に自信のある業者は成果保証をしています。(非常に悪質な業者で「必ず上位表示します」と口約束する場合があります。言った言わないの水掛け論に持ち込まれますので、注意が必要です。)
中小企業のSEOであれば、地域名やその業界独特のニッチなキーワードを組み合わせ、そのキーワードを意識して文章を作成すれば、それなりの効果が得られます。あとは、自力でリンクを依頼したり、月額数千円〜1万円程度のツール(数ヶ月で解約できます)を使ったりして、被リンク数を増やせば、充分と言えます。
顧客管理ソフトや会計ソフトとセットで販売する
その業者オリジナルのソフトとセットで販売するパターンもあるようです。しかし、往々にして、使い勝手の悪い割高なソフトが多いようです。そもそも、良いソフトであれば、それ単体で販売しているはずです。専門のソフトウェア開発業者がいる訳ですから、そのソフトの方がバージョンアップ等もスムーズに行われます。
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更新日時:Thu, 30 Nov 2006 18:49:35 JST (1339d)
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